仕事の話だ。
その人の働いているところで人を募集していると、前に言っていたので連絡待ちになっていた。
アッパも、私が韓国に来る前に、同じようなところで少し働いていたことがある。
問題は家から遠いこと。
片道車で2時間。
通えなくもないが、とても大変な距離だ。
仕事場は全国チェーンの宿泊施設。
ホテルとは違って、部屋で自炊ができるようになっている。
職員は寝泊りできるし、食事も付くし、サウナもある。
アッパがそこで働くと、単身赴任になってしまう。
小さな子供たちを、私が一人で見なければならない。
火曜日に電話が来て、荷物をまとめて明日来い!! だ。
仕事があるのはうれしいが、あまりにも急な話。
アッパも戸惑ったようで、明日は行くところがあるから、
あさってじゃだめかと聞いていた。
とっさについたうそだとすぐにわかった。
連絡がないのも心配だったが、いざとなると、さらに心配が増える。
かわいいコンジュ、生まれたばかりのワンジャと離れて暮らさないといけない。
そして私のことが心配なアッパ。
行きたくないと最後まで言っていたが、生活がかかっているので仕方がない。
もう1件当てにしていたところに電話するが、まだわからないらしい。
今朝から準備に取り掛かり、保健所に行ったり、用事を済ませ、
昼食を食べ、いよいよ別れの時間。
いつも我先に外に出るコンジュ。
いつものようにみんなで出かけると思ったのだろう。
車に乗り込もうとし、だめとなると大泣き。
出るに出られない。
あまりに泣くコンジュをみて、私もさみしいやら不安やらで、一緒に泣いてしまった。
アッパも後ろ髪をひかれる思いだったろう。
1週間に1度は帰ってくるといってくれた。
押さえつけたコンジュに殴られながら見送った。

案内が来ていて、無料でしてくれるらしい。
一度内視鏡をやって、胃炎で薬を飲んでいたことがあるのだが、
また最近、胃の調子が良くないらしく、時々痛みを訴えていた。
がん世代の40代に入り、アッパの友達もがんで手術したし、あの人もこの人もという話を聞いて、他人事ではなくなったらしい。
検査を勧めても、なかなか行くといわなかった病院嫌いの人が、
検査をしようという気になったのだ。
バリウム検査をやって、結果は2週間後。
子供も小さいし、アッパにはまだまだ元気でいてもらわなければ。










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